スケール機はスケールらしく・・・と考えると2枚ペラでの飛行にものすごく抵抗を感じるのです。エンジンの出力に見合った市販のプロペラが見あたらないこともあって自作となってしまいました。
一般的にスケール機はヘビーウェイト気味になりがちでもありエンジンの出力に微妙すぎる位、プロペラ負荷の度合いが大きいのでスケール感を満たすためにダイヤの大きい3枚ペラを選定しますと、ピッチの選定が難しくなります。
スケール機は飛行スピードはそれ程要求されるものではありませんので、離陸時の安定度・・・つまりエンジンの持つ出力を最大限に引き出せる3枚ペラでなければならない条件となり、2枚ペラの性能より劣るペラであってはならないのです。
◇可変ピッチプロペラの製作で課題をクリヤーしたい
3枚ペラ用ブレードホルダー(スピンナー付)が試作できましたのでブレードを型抜き試作を開始しましたので近くテスト結果を整理し安心して飛行の楽しめる3枚プロペラを完成させたいと考えております。
零戦120(OS120仕様)とスピットファイア90(YS120仕様)でピッチ可変による回転数と静止推力、飛行テスト等々勉強してみることが楽しみです。
◇安定飛行を達成したヘビーウェイト零戦120 |