= オリジナルボードの製作F3000−21モデル =
 
Cスピードへのチャレンジ

★ OSMAX21VZ−Mに期待
F3000の異名を持つ男
2年連続シリーズチャンピオンの大里氏が今度のニューモデルに搭載するエンジンでやっと首をタテに振ってくれた使用エンジンの経緯

◇ やってみなくちゃあわからない。
使ってみなくちゃあ結果は出ない・・・社長はいつもそう言っていながらなんで海外エンジン使用に難色を示すのか・・・と突込んだ意見が大里氏から持ち出されたのです。確かにラジ技などで紹介されるレース記事などを目にすると使ってみたくなる気持ちは理解できるのですがF3000の男とまで言われる程の大里氏のはんぱじゃないテストラン、その努力と技術力を想定すると使用エンジンの流れが一色されてしまうのは想像の範囲、今週エンジンをオシャカにしても来週も走りたい、予備エンジンを持つのは当然だが、アフター面での対応を考えると国産品でいきたいと思うのはあたりまえ、田舎者の私には不安がつきまとうからなのです。

★ 林 景三さんの最新マリンエンジンレポート(ラジコン技術7月号)が
    私の意見を後押ししてくれた!
悪いことは書かないのが通例だが、久々に期待の持てるエンジンが発売されたのは事実、使ってみてよ、そうしなよ!の説得に応じて、OSMAX21−VZ−Mをテスト使用してみてくれることになったのです。

★ 今回生産のニューモデルF3000−21クレージー・ホースの仕様内容の決定が楽しみ
@ 各種エンジンの持つパワー特性を知る
           最終的使用エンジンの決定
A ギヤーダウンユニットの実用性(耐久性)の確認
           減速比とスクリューの関係
B チルトコントロール付ドライブユニットの実用性と耐久性
C サーキットレースにおけるチルトコントロール走航の必要性
           チルトコントロール付は約150g位 オーバーヘビーとなるため重量/パワー比の結論は・・・。
    この150gを重視、大里氏はチリトを固定しテスト走航をと考えている。  
D 使用スクリューの選択 
           以上の5項目については走ってみれば結論は出てきますので生産ロット内容が確定していくと思います。

―不安が頭をよぎる出来事―

★ F550−21レディホークの生産の時の出来事を思い出す。
OSXM−21エンジンが手に入らない、在京の問屋さん、探してやっと4台手に入れたが、来年夏まで生産予定がない、そんな馬鹿な!大阪の問屋さんとOSさんが海外分引き上げてくれた分と合わせて40台程手に入りホッとした経験を思い出し、もしかしたら今回のOSMAX21VZ−Mも同じ事になるかも?と問屋さん、OSさんの在庫状況を聞いてびっくり、想定内の返答でした。救いは8月に生産予定があるとのことで一安心です。
使用エンジンの決定となった段階ではないのですが、いよいよの時は外国製も考えるしかありません。製作の手を休めず頑張っているのですが体調に自信がない・・・人間ドックでひっかかってしまった。ガックリしているのです。仕事の手を休めがちな此の頃です。

★ FPR船体の製作
船内エンジン搭載ですのでエンジンルームBOXにエンジン取付マウント加工をほどこし、船体の上下接合時に内装してしまいますので写真の様に

 

エンジンBOXによって船底と船体上部が接合されますので合成強度が大幅に強化され軽量船体でも、たわみ、よじれの心配はなくなります。

★ 1号艇の抜き取り完成

 

 

写真の様に抜き取り後エンジン搭載部、メカ室部(前、後)をカットしますとわかる様に、エンジンルームが防水室として独立するので船体内部空間すべてがメカ類の搭載室として利用できることになるのです。
  写真では両スポンソンの上部ハッチを開口しておりませんが、スポンソン内部に燃料タンク、バッテリー他をバランス搭載できる空間として利用できることになります
今回製作のF3000−21モデルはF550−21モデルより1回り、大きく設計しておりますので1号艇一式の抜き取り重量は1,300gの仕上がりでしたが、2号艇以後は1,200g位で仕上がると思います。
◎船首部は少し位の突込みに耐えられる様強化して製作しています、これは後で私の修理手間を少なくするためです。

★ 完成までにはまだまだ大変だ!
イ)チルトコントロール付ドライブユニットは私の手製で5セット進めているのですが、まだ途中です。
ロ)マニホールト、チューンドサイレンサーもこれからです。
ハ)クレージー・ホースの名にふさわしい絵柄、デザイン、そしてフルカラーシールの手配もこれから・・・
  まだまだやることが多く大変だ!

若くはないので夏バテ、ギブアップしない範囲で頑張ります。順次紹介させて下さい。

次回はCAR用エンジンをボート仕様でテストする為のダクト冷却法をどのよに製作しているのかなどを紹介します。

勝ラジオーナー 田所


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