=オリジナルボードの設計から製作=

Bスピードへのチャレンジ

今回製作を進めているフォーミュラーF3000−21モデルはスケール観を失わずに私流の設計概念でスピードと安定性を誇れる船にしたいと欲の深い目標で製作を進めています。田んぼレース場のオープン(平成15年3月)に合わせて製作したフォーミュラーF550−21モデル(レディホーク)船外エンジン仕様でシリーズチャンピオン戦を 2シーズン行って来ましたが、そのスピードには限界(時速70km以内)があり徐々に物足りなさを感じ、熱意が薄れ、活力がなくなってしまいましたので今年度はシリーズ チャンピオン戦を中止してしまいました。

★ 今シーズンはNEWモデルの試走、開発の年としました。
(トップグループメンバーの協力を得て、4台のテスト艇を製作します。)

≪究極の走りをめざしてNEWシステムでチャレンジ≫
特徴
  @船内エンジン搭載チェーンドサイレンサー仕様
  Aギヤー減速ユニットの開発(20−40%選択型)
  B搭載エンジンの多様化に対応できる設計
    イ) 水冷エンジンの仕様
    ロ) 空冷エンジン仕様(ダクト冷却で走航可否のテスト)
    ハ) 船外エンジン仕様
  Cチルトコントロールシステム付ドライブユニットの開発
    チルトコントロールを固定しても推進角(チルト)
    取付け位置(推進軸)の調整が簡単にできる設計
◎ このチルトコントロール付ドライブユニットは耐久性、安定性が実証されればユニークなアイディアのシステムです。

★ 21モデルでもここまでやってみたい!
自信作となる完成をめざして試作艇4台を計画
≪搭載エンジンの多様化に対応した試作ギヤーダウンユニット≫
 テスト船体の特徴とドライバーの紹介

@

海外エンジンに
こだわる

F3000の異名を持つ男(大里氏)
2年連続フォーミュラーシリーズチャンピオン
エンジン(海外エンジン使用希望大…検討中)
ギヤーダウン、チルトコントロール固定仕様
A 平成16年度X艇サムライシリーズチャンピオン(関氏)
エンジンOSMAX21VZ−M(NEW)
ギヤーダウン、チルトコントロール仕様
B 平成16年度フォーミュラーシリーズ戦2位
平成15年度X艇シリーズチャンピオン(布施氏)
エンジンOS21VZ−R(P)ver−2(ダクト冷却)
ギヤーダウン、チルトコントロール仕様
C 月曜休日のためシリーズ参戦できず、(鈴木氏)
ボード開発の長年の協力者
エンジンOS21VZ−BV−spec(ダクト冷却)
ギヤーダウン、チルトコントロール仕様

★ なぜ空冷エンジン仕様の船の発想が出現したのか・・・
フォーミュラーF3000−21モデルの設計の段階で、国内メーカーで高回転を期待できる水冷エンジンが発売されていなかったので、≪高回転エンジン→ギヤーダウン→スクリュー≫、この関連データ取りをするためにレーシングカー用エンジンのOS21VZ−R(P)ver−2をダクト空冷仕様でテストしてみたいと計画したのです。準備してしまってからOS社から期待の持てるMAX21VZ−Mが発売 されましたので、スピードにかかわる関連データを短時間で解決するにはベストドライバーの協力を得て一機にやってしまうために4台のテスト艇を製作することになったのです。
◇これで全てがわかる!OS高回転用エンジンの性能
<笑話>
別に私はOS社に縁もゆかりもないのですが、世界のOSだ、なんて言っていながら馬鹿めが・・・世界に誇れる水冷エンジン作れよ!と思っていたところです。何となく外国製エンジンに魅力を感じない私はワンパターン人間なのかも・・・。
読者の皆さん、こんなに頑張っているのだからOS社も一台位使ってみて下さいなんて・・・と思うのですが夢の話ですね、最終的には水冷エンジンに落ち着くかと思いながらもスタッフの方達はダクト空冷が駄目なら水冷ベッドをくっつければいいんだから計画通り、ワンパターンではなくやってみよう・・・と考えが 1つになったのです。
設計に際しては従来販売されているパーツメーカー様の使用できるパーツはすべて使用する設計で製作部品を最小限におさえて進めています。

★ 船体の製作
木型の表面処理も終了し、いよいよ樹脂抜き型の製作です。

★ こだわりの製作法
私の製作するFRP船体の特徴は接合面が外部から判断できない・・・しかし内部より内張り接合することもない製作法です。

エンジン搭載ルームは後付けするのではなくFRP Boxにギヤー減速ユニットの取付けベース加工をほどこしたものを船体の上下接合時に内装してしまう方法で製作するのでエンジンルームは完全防水Boxとして独立しますのでエンジン搭載ルーム以外はすべてメカ類搭載スペースとして利用できますので重心位置は設計通り設定できると思います。

――――これが私流――――

やってみなくちゃあわからない、作ってみなくちゃあわからない・・・だから挑戦が楽しいのです。でも2年間船づくりに追われ、夢中で約40台つくったのですが、やることがいっぱい、同じものをつくっているのは正直うんざりしてしまうのです。
私は開発だけをやりたい、つくりたいものがいろいろあるのですがつくる時間がない。そうしないと体がもたない、早死にしてしまいそう・・・

★ 夢に終わらせてしまいたくない事業計画の推進
(企業パートナーの募集)
@ FRP船体をつくってくれる会社を求めています。
    フォーミュラーF500−21モデル
    フォーミュラーF3000−21モデル
    フォーミュラーF3000−91モデル
    当初上記3種の生産発売を予定
A そして販売を引き受けてくれる問屋さん、販売店さん、こんな協力体制が生まれたらものづくりは楽しいだろうしアイディアの集積が計れ、すばらしい商品開発が進行できると信じるからなのです。
私は販売店のオーナーですので本来の仕事に専念する時間を多く取りたいし、開発を手がけていきたいと願うのです。

――ご連絡をお待ち申し上げます。――
有限会社 たどころ
勝田ラジコン模型
代表取締役 田所 芳明
TEL 029-272-0038
FAX 029-276-0338


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