H ◇ フォーミュラー1観戦記 ◇
究極のアウトボートマシンF3000

<2度の舞い上がりでレース途中で中止となる>

− 命知らずのレースへの執念 −

8月22日茨城県牛堀町の水上フェスティバルにて開催されたパワーボートレースF850、F3000実艇のレース観戦し、これがスピードモンスターだ!!を記事にさせていただきます。

排気量3000cc(約350馬力)と言われるエンジン搭載のF−1 9艇がスタートピットに横一線に並ぶ
スタートランプ点灯
★エンジン始動で一機に加速、時速100Kmに達するのに約3秒位だろうか、私の目には200mも走らない内に時速200Kmに達しているかに見える。
重量パワー比が1HP/Kg位のはずだからそのダッシュパワーはすざましい究極の走りとなるのです。
写真のゼッケン30艇が第一ターンマークを制した時のものです。2位以下をグングン引き離す5〜6周走ると完走、そして優勝を意識し始めたかのパワーセーブ走航が見え始め2位以下が徐々に近づいて行く・・・こうなるとレースが面白い
1位を走るゼッケン30艇は船底が接水面が多いにもかかわらず抜一速い・・・パワーの差を感じる
2番走航ゼッケン 艇は少しケリ上げている様にみえるが安定している

写真はパレード走航のスロー回転のものです

2番艇 3番艇となるにつれ船首の浮き上げ角が大きく船底の接水面が非常に少なく限界の走りの様に見える
これは追う者の勝負への執念のカケなのだろう。

★舞い上がる!アブナイ船がよくわかるアブナイ、アブナイと目線を離せなかった

あっヤッター
一瞬のアクシデント

ドライバーが水面に浮いて動いている よかった安どの一瞬でした。

先航船の引き波の跳ね上げ波を左スポンソンに受けたのか?左スポンソンがポンと跳ね上がり右ロールする様に舞い上がり写真の様な転倒となったのです。

私共のラジコンのレースでもしばしば起こる転倒です。

★絶えず変化する水面コンディション、車のレースと違って変化の激しい水面と時速200Kmに達するスピードで展開するレースは過激でスリリングなドラマがそこにあり見る者にはたまらない迫力感なのです。

 

《レースは再スタートとなる》

またまた舞い上がる!!

3艇がリタイヤ 6艇による再スタートです。

スタート なんとしたことか、抜一速いゼッケン30艇エンジン始動ならず、5秒位出遅れのビリスタートとなり、トップとの差300m以上となってしまった。

★これがスピードモンスターだ究極の走りを見る。

  写真の様な走航姿勢で時速200Kmとなるといつぶっ飛ぶかわからない、これが追う物の攻めの走りだろう。
ゼッケン30艇の究極のカタマランターンを見る
ターンマークの攻めの鋭さ、パワーをぬく気配がないあのスピードであの急旋回、ぶっ飛ぶか旋回となるのかカタマランだからなせる勝負への賭けの技だろう。
アレヨ、アレヨという間に3艇を抜き去り2位艇の後にせまりストレートで抜きにかかる《あっヤッター》2位艇が宙に舞う。

★追われる者の負けん気(あせりともいえる)が生じたウルトラC、ハイジャンプ後方宙返りとなった。
水面から3〜4mは宙に舞ったただろうかものすごい舞い上がり方だった。会場にドヨメキが走る、だめだ救急車だドライバーが脱出できない!大変な騒ぎになった。

★コックピットはドライバーの命を守る構造設計になっているので大事には至らなかった様でした。
レース結果はわからないが途中中止となってしまい帰路についた。

レース観戦をするたび、ラジコンに熱の入る私です。


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