E X艇のレース場を制する調整とテクニック |
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私達のレース場ではX艇とカタマラン艇の2部門でレースを展開しているので、船の調整についてはレース場オープン以来1年間走航期間を経過し、多くの事を経験し、それぞれのアイディア、工夫、調整法などを学び、その難しさの中から楽しみを満喫する『はまってしまった』とみなさんが熱中する面白さを生み出すことができました。 |
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ここで調整とテクニックについて考えてみます。 |
6月13日開催のシリーズチャンピオン第2戦のために土曜日の走航調整で@〜順追って調整していってみた結果おどろきの安定性を生み出すことができたのです。 |
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そこで安定フィンの下げ角が浅かったので穴加工、いっぱいに下げて再度走航・・・フルパワーのまま第一ターンマーク(90°変換)で一気に左カジを打ってみると、まるでカタマランターンではないか・・・!左にすい込まれる様にカクンとかたむいて半径2m以内で旋回していってしまうではないか。 |
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@Aの船の引き波の間の後に入りイもしくはロニホの引き波をクリヤーして追抜きをすることになるのですがハの合流波ははね上げ力の強い△波となっているのでパワー走航で乗り上げると転倒する危険な波となっています。 |
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今までのレースにおいて旋回時での転倒が少ないのは先航船との同じコースを走るか引き波をはずしてのコース取りをするテクニックはおのずと身についているからですが、先航船が通り過ぎてさざ波状態のコーナーでのスピンや転倒が目につくのは上図で示す様に、外壁に当たっての返り波による小さな△波(押し上げ波)となっている所へパワー走航で突っ込む為にコロリンとなる様ですので気を抜けないのです。しかし、セーブセーブで走っていては勝てません、追抜きを仕掛ける絶好のチャンスがターンマークとなるからです。 |
★シリーズチャンピオン戦を振り返って 《初めてのバンザイ》 ガンコ オヤジより 次回は京商FMR21こだわりの改造で楽しむを紹介します。 |