N − ≪ギヤーダウン船外エンジンの魅力2≫ −

ギヤ減速比が選択できる
−サンダータイガーPRO21―OBエンジンの性能をさぐる−

◇レディーホーク21

チルトコントロールシステム搭載
全備重量 2,560g
プロポ 三和RD8000(3サーボ)

★ いよいよボートシーズン到来となる

3月21日(月)2005年初走航親睦会を開催。風が強かったが春の兆しを感じる天候に恵まれて今年初の走航を楽しみました。
≪バーベキューで今年の意気込みを誓う≫

★ なぜシーズンOFFがあり、OFF期間中も地下水のポンプアップを続けて来たのか…?
     (1年間で500リットル位のガソリンを消費)

@ 冬季期間中は水面凍結で午後2時頃までは走航不能の為シーズンOFFとする
   ボートレース場の維持管理が大変
A 元来畑を水田にした土地の為水の流れ込みが無いので地下水のポンプアップが必要なのです。
B氷が溶けるのを待って走らせる熱中派がいるから
B メダカ、タナゴ、ドジョウ、クチボソ、貝などを少し入れたら大繁殖してしまったので魚には水が必要だから
≪残念≫昨年の台風で大増水、川の下になってしまいすべてがパーでした、今年はコイでも入れようか・・・楽しみです。

腕がにぶる、あっちにぶっつけ、こっちにぶっつけ思うままに走らせられない、ああ疲れたの声ばかり

なんだ、このエンジンパータレたのかな!
そんな声すら出るお粗末な状景の初走航会でした

★ 初のスピードガン測定を試みる

久々に走航を楽しんだこの日、スピードガン測定結果、トップスピードが一番速かったのは修理修理で全備重量が3,200gとなってしまい、こんな重たい船捨てっちまえよいわれた塙氏の時速65Kmでしたから驚きです。

◎ゼロ発進50mの記録ですから軽量船体なら70Kmアップは確実
 ・・・秘密のエンジンチューニグと自信満々でした。

★ タイガーPRO21―OBノーマル仕様で60kmを達成
(まだまだ伸びる、夢ふくらむギヤーダウンエンジン)

 

フロントメカ室 チルトコントロール搭載室

★ 究極の走りを楽しめるチルトコントロール

チルトダウン写真 チルトアップ写真
今シーズンは減速比が及ぼすトルクとスクリューの関係、ベスト条件が生み出すスピードなどの勉強課題の消化を目的に走航を積み重ねていきます。

★ ギヤーダウンの目的と利点について考えてみる

以前電動グライダーのギヤーダウンユニットの開発によって3年連続で郵政大臣盃を獲得したときの事を思い出されたので少し書かせて頂きます。
ひたちなか海浜公園オープニングイベントで電動グライダー大会を開催することを企画、東京方面より参加下さったグライダーの第1人者のマニアの方達は全員ギヤーダウンによる大径プロペラを使用、私達のグループはモーター直結の小さいプロペラ、≪何だいあれは・・・≫と驚いたのでした。朝からの大雨で大会は中止となり、惨敗の屈辱を味なわずにすんだのでした。そこでギヤーダウンユニット(外国製)を知ったのです。すぐに取り寄せたギヤーダウンユニットを見てギヤー比が固定されている不都合を感じ電動カーパーツ(モーターピニオン・スパーギヤー)を利用ギヤー減速比選択型のユニットを製作したのです。

★ 回転計と推力計をセットしたテストベンチを製作が驚異的な成果を生み出す

○ 1種類のプロペラによるテスト(当時プロペラユニットが1種類であったため)
@ 市販のモーター(8.4V仕様)の性能比較テストができた。
A モーターの特性、性能を最大限に引き出す。ギヤー比が選択できた。
B ハイトルク、高回転モーターの発注基礎知識を持つことができた。
○ この結果私達のグループは秒速14m位で垂直上昇しましたので30秒以内で限界高度に達してしまうことから――飛行技術など問題外で高度で勝利できただけの事を思い出したのです。この結論はボートにおいても同じことが考えられると思うのです。

★ エンジンの持つパワー特性と減速比、スクリューの関係が勉強課題と考える

エンジンチューニングなどは二の次としてノーマル仕様でこれからの課題取り組んで走航を重ね参考になる資料が出ましたら紹介して参ります。


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