今回P−51Dムスタングの製作にチャレンジしてみようと考えた時に思ったことは、2枚プロペラでは飛ばしたくない、どうせつくるなら2mクラスの機体で迫力も楽しんでみたい、スケール機らしいスケール観を追求してみようと考えたのです。
1/48プラモデルをながめていると頭に浮かんだのは、つくるからには実機同様両サイドの排気管からの排気で大径の4枚プロペラで飛行を可能にしてみたいと思ったのです。
このイメージを実現させるためにはパワードライブ機構を採用して大径のプロペラを回す以外には不可能だろうと早速システムを設計、機体の製作に入る前にとりあえず出力試験だけでもやってみようとスタートしたのです。
幸いにしてお客様でもあり友人でもある機械加工業の社長さんに図面を見てもらったら、すぐにつくってやるよ・・・となり、3日後にはドライブユニットの部品が仕上がって来たのです。組み上げてみるとすぐにでも回してみたくなるものですよ。
◇ここまでこだわるスケールへの挑戦
エンジンはF3A機で使用済みのOS140RXを採用、写真の様に横付けの第一次マフラーをかいして両サイドの排気管から排気させることで実機観を再現させる構造としました。
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