今回はＫファクトリー社より発売されているコメットレーサーを紹介致します。この機体は電動機としてハイスピード飛行を楽しんでもらうために開発、発売されたもので、私達クラブでもいち早く飛ばしてみたいという注文で一機生地完まで製作し、大里氏の手によって飛行が実現致しました。
たしかにハイスピード飛行の魅力は感じましたが、時々手投げ発進で失敗しており、気軽に飛行を楽しむにはエンジンの方がおもしろいのでは・・・と後に二機生地完まで製作一機はすでに野上氏によって飛行されており、安定した迫力のあるスピード飛行が実現されております。
ここで野上氏の機体をおかりして紹介致します。

◇パイロンレース機としてチャレンジ！

現在私達のクラブ内では２５パイロン熱が大きくなって盛り上がっているので、生地完のまま放置してあるもう一機をパイロンレース機として完成させてみようと思うのです。
無尾翼機ですのでパイロンのクイックターンは出来ないにしても以外と小回りきく機体の様ですので充分楽しめるものと期待しているのです。

＜＜製作の注意点＞＞
エンジン搭載の場合、燃料タンクの取付、重心調整のために後部にバッテリー、エンコンサーボ他搭載のことを考えて写真の様に主翼中央部の前、後縁をＶカット製作することで胴体への主翼の差し込みも楽になりました。

重心位置取りの関係でエンコンサーボ、バッテリーを後部に積み込んでもなおウェイトで調整する必要が出てしまったとの事で、さすが機械加工のプロのアイディアで写真の様にスライド式のウェイトバランサーを取りつけることで最小限のウェイト量で飛行具合を見た重心設定を実現させたことは絶賛です。

古い人間の私にはどうしてもフィルム張りに手が届かず、塗装仕上をする予定ですので次回はパイロン機としてのコメットレーサーを紹介したいと思 うのですが、今一番の悩みはＯＳ、エンヤ製の２５エンジンでパイロンレースに対応出来る、比較的回るエンジンが手に入らない事です、ＯＳ２５ＡＸエンジンを搭載した仲間２人があまりにも回らず苦労してのを見ていると申し訳ない状況ですので、この辺で少しの間製作の手を休めいようと考えております。

勝ラジオーナー記