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― 勝田ラジコンクラブ ―

 ◇ エキサイティングな忘年飛行競技大会(勝田ラジコンクラブ) ◇

12月6日、朝モヤが晴れ始めたのは午前8時頃、今日は好天に恵まれるだろうとの期待の中、早々に多勢の会員がゴム動力機の調整飛行に熱が入る競技会当日の朝でした。
今年も参加クラブ員全員エントリーのゴム動力機滞空競技に始まり、飛行機のリボンくくり、ヘリのボール落とし、飛行機のパイロン周回競技、ヘリのパイロン周回競技、パイロンレースの6種目の競技が行われる勝田ラジコンクラブ忘年飛行競技大会が会員39名のエントリーで開催されました。


原下会長の開会のあいさつでいよいよ競技がスタートとなり、全競技終了後平成21年度クラブ総会をクラブハウス内で開催するというハードスケジュールの一日のスタートです。


<競技>
@ゴム動力(B級ミサイルボーイワンメーク)滞空競技(エントリー39名)

◇ついに出た大記録(視界ボツ機)

参加クラブ員全員参加のこの競技を長い間続けている中で始めての大記録が出ました。この競技の主旨、目的はラジコンを楽しむ私達が子供達に空を飛ばす模型飛行機の楽しみ、かんたんな様で案外とむずかしいゴム動力機の作り方、飛ばし方などをおしえてあげられる様にと続けて来ており会員のレベルもかなり高まって来ているのです。筆者の私も1分前後はいつでも飛ばせる様になっているのですが原下会長には、俺に勝つには10年早過ぎる!と言われ10年後には俺は生きてないから今回トップを取ると心に秘めて競技にいどみました。クラブ員皆会長に勝つことが目標になっているのですがやはり・・・・


朝モヤが晴れたばかりの空気の重たい中、記録がどんどん伸びて行くあの機体は誰のだ、1分15秒28が出た、これで俺がイタダキとの声が出る掛札会員、よし俺がいくぞ・・・筆者の私の機体がゆっくりと上昇していく、あの高度ならイケル・・・と機体を見守る、2分4秒4の記録、喜びもつかの間、空を見上げると急上昇していく機体があるあれは誰のだ・・・原下会長のだ、私よりまるで高度が上だ、完全にやられたと機体を見守る、風に流されながら旋回するが降下するどころか上昇していく、完全に乗ってしまった、4分30秒で視界からきえてしまい、これは始まって以来の大記録、さすが空の主、近づいても勝てない奥の深さを感じる、これがゴム動力機なのです。

ゴム動力機で優勝した原下会長

 


A飛行機リボンくぐり競技(エントリー16名)

◇5機墜落のエキサイティングを演出
今年はリボンの高さを大サービスの4m位にビデオテープを張ることにしました。中央のリボンを中心に両サイド120mのターンパイロンを周回し3分間で何回くぐれるかを競う競技です。
(エントリーした16名のクラブ員達)


リボンを高く張った安心感からなのか、全員がフスロットル飛行墜落機が出てもフルスロットルをぬく者がいない、25FXパイロン機でエントリーした布施会員、掛札会員までもが墜落させるハプニング、見ている者はオー、オーとはらはらドキドキの競技で 思わぬ優勝を手にした喜びの菱田会員と加藤会員
 

Bヘリのボール落とし競技(エントリー15名)
この競技は4点ポイントに置いたペットボトル上のテニスボールを2分以内に何ヶ落とせるかを競う競技です
エントリーした15名の選手たち


たかが2分間なのですが長く感じる緊張の2分間なのです。
テールローターでボールを落とす者、メインローターでホームランを打つ者、1分を過ぎるとヨレヨレのホバーリングとなってしまう様子でした


年に1度この競技のためにしかヘリを持ち出さない菊池会員が毎年優勝をさらい、昨年は 22ヶの記録を出しており、今年は俺は参考記録でいいと言い切られてしまい、日頃飛ばしている多勢のヘリの主の奮気が求められた競技で注目していたのです。

<優勝の園部会員>

喜びの園部会員、ヘリの主がやっと菊池会員と
同数の13ヶで1位となりましたが、やっぱり
俺に勝てる者が出なかったな・・・と胸を張ら
れてしまった競技で
した。

◇牛どん弁当で一息


今回は競技種目が多いためバーベキュー、焼きソバとせず、吉野屋牛どんと前堤会員の手づくりシャケナベで昼食としました。


C飛行機パイロン周回競技(一般機の部エントリー12名)
今回始めて採用したパイロン周回競技なのですが、上空飛行ができる者は機体制限なく誰でも参加できる様にと採用しました

◇スケール機で気楽にエントリーの会員達(エントリー15名)


2機同時スタートの10周タイムを争うため、負けたくない、はやる気持ちでパイロンを見、相手の機体を見、自分の機体を見失い墜落させる者、超底空でパイロンを巻き込んでカッコいい飛行をアピールする会員、初競技にルンルン気分で楽しむ者 ばかりでした、3機墜落のハプニングとなりました。


スケール機の主、余裕の超底空飛行を見せ優勝の渡辺会員

D以外とむずかしいヘリのパイロン周回競技
125mのパイロン間を5周するのに要したタイムを競う競技です。誰もが、ぶっつけ本番、よしいくか・・・やめとこう・・・の心境でエントリーが9名でした。


パイロン間をたかが5周するだけだからと軽く考えてのエントリーだと思いますが、エルロンエレベーターの直進飛行がいたってむずかしいと思える飛びっぷりでした。

◇スタートすると人間が変る!

アイドルアップでスタートコールを待つ、平常心を失いむきになってカッ飛び飛行をするためポールにげき突する者、オーバーヒートで意気切れ状態になる者、見ていておもしろいエキサイティングな飛行の機体ばかりでした。

<優勝で喜ぶ石川会員>

<ポールげき突の森田会員>


E緊張のスピードに魅せられるパイロンレース
現在、クラブ内ではパイロン機を楽しもうという気うんが高まり今後が楽しみとなっております。
パイロン機でリボンくぐりにチャレンジした2名が墜落させており5名のエントリーとなりました。

 

優勝 布施会員


筆者の私は今回進化の著しい電動機でエンジン機は遅いよ!と言ってやりたくこの日のために電動パワーのテストをくり返し7×8ペラで18,000rpm、6.5×6.5で21,500rpmでテスト飛行をすませエントリーしたのですが、手投げ発進で失敗し見せ場をつくれませんでしたので次回更新を楽しみとし、パイロン機を普及させていきたいと考えているのです。


◇6種目競技で墜落機11機のハプニング

飛行機のリボンくぐり競技でトップバッターの根本会員がフルスロットルのパフォーマンス飛行で14回の記録を出した為に後続会員全員フルスロットル飛行となり25FXパイロン機までもがパフォーマンス飛行を見せつけ墜落・・・この日1日の墜落機が11機と今までにないエキサイティングな競技会となりましたが、自損だけでトラブルとなることもなくハラハラドキドキの楽しい1日を過ごせ模型屋の私には心豊かな競技会となりました。

◇お楽しみ抽選会で喜びの会員達

近来のきびしい景況の中にもかかわらず協賛いただいたメーカー様卸問屋様には心から御礼申し上げます。クラブ費からも予算に計上し、模型店からの協賛品 を含めて盛だくさんの景品の山クラブ員の皆さんが一番楽しみにしている抽選会です。

 


― 競技抽選会終了 ―


◇ 平成21年度勝田ラジコンクラブ総会を開催 ◇


全競技終了後クラブハウス内で総会を開催致しました。私達のクラブは66名の会員により構成されており、出席会員40名によって総会を開催、21年度の事業報告、収支決算報告平成22年度の事業計画と予算額の承認、新年度の役員の選出、安全 指導員の選出等々を決議して終了致しました。
総会で選任された19名の安全指導員のもとで来期も事故起こさない、起こさせない体勢のもとで、楽しいラジコンライフを満きつしようと結束をちかいました。40年の歴史の中でつちかったきずなの深さが私達の自慢のクラブです。

― お気軽に御入会下さい ―


詳細はクラブ事務局
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