『飛燕120』をつくる  

「飛燕120」をつくる

<お知らせ>

完成予定を大幅に遅らせてしまっております。
店の仕事も想像以上に多く、製作時間が思うようにままなりません。
抜き型製作がほぼ完了しました。

近日、講座発表となりますのでお楽しみに。

◎試作16インチ3枚プロペラ2種の地上テストをしてみましたが思いの他、能が良く
OS FS−120サーパスで9,000&9,500RPMで飛行に使えそうです。

飛行の結果、プロペラの製作内容については別口で発表します。


C <樹脂成型機体の製作(試作1号機)>

2月末頃までには完成、テスト飛行が出来るものと意気込んでスタートしたのでしたが、思う様に製作時間が取れず予定を大幅に遅れてしまってしまっており申し訳ございません。

さて、これまでの講座での樹脂作業に関しては誰に教えを受けることもなく独学での自己流作業ですので、製作法を紹介する程のこともないと思っていますので・・・・・・・。
「結果良ければすべて良し」の範囲としては紹介して参ります。

◇ポリエステル樹脂で製作するか、エポキシ樹脂にするかの選択で、手持ちの材料でやってみようということになり、ポリ樹脂製作の1号機としました。

≪いよいよ1号機製作のスタートです≫

樹脂成型機体の製作で1番厄介なのが表面のピンホールです。これをなくす為にゲルコートをコーティングするのですが、その塗布量によっては重量ヘビーにすることになり、私流のやり方で薄く塗布する方法での試みをやってみます。
結果は抜き取った後でないと出ませんので、次の機会に紹介します。
使用するクロスによっても大きく重量が左右されます、主翼、水平尾翼、エルロン、エレベーター、ラダ―は薄手のもの、胴体は1枚引きでいくためちょっと厚手のものという説明になってしまいます。
これは昔々、いまから20年前の頃100M巻きだったかの買い物で手に入れたクロスがまだ残っていて、品種がわからず説明の使用がないのです。
☆オールグラスの飛行機は初めての製作ですので、すべてが作って見なければわからない・・・・・・。完成後で必要に応じて紹介します。

☆エンジンマウント、メカプレート台、主翼取付ベースなどの一体構造の組み立て。

従来のパターンですと、エンジン部分はカウリング方式のマウント構造と考えるのが普通ですが、私は胴体を1体化のスタイルとこだわってみましたので、写真の様に旧来のバルサ組みで考える内部構造で合成強度を保ったつくりにしてみました。
この内部パーツは、左右の胴体接合時に組み込み接着します。
◎エンジンマウントなどの組み込みパーツの接着は、樹脂には非常に相性が良く接着強度も充分にあり、振動吸収効果もあると思いシリコンこーキング剤を使用してみます。

☆ボディ後部の補強と共振防止
軽量化ボディを考えての反面、べコベコ感はいただけませんので内張り材として、建築資材のポリプロピレンボード(4mm)を部分的に使用して見ます。
胴体抜き型を左右接合する時に内張りするのですが、適当なバルーンが見つからないので、スポンジ圧をを利用して内部補強することにしました。
≪主翼の製作≫

主翼はスチロールコアをはさんで上下接合しますので、引込脚取付補強版、ヒンジ取付バルサブロックをスチロールコアに接着しておきます。
注意!エルロンサーボリード線穴加工は処理しておきます。

≪水平尾翼の製作とエルロン、エレバーター、ラダ―の製作≫

主翼同様スチロールコアにヒンジ取付バルサブロック、ホーン取付ベニヤベースを接着内装します。

以上のような工程で1号機の製作を進めて見ますので、オールグラスの『飛燕120』の重量は?
この講座を見て下さっている皆さん、どの位の重量で仕上がるかを想像していて下さい。

驚く程の軽量化? オーバーヘビーでウ・・・・・・・・ンなのかお楽しみに!

ガンコオヤジ


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